【本】『世界の経営学者はいま何を考えているのか』

2012年の本。通勤時間(といっても片道30分)を有効活用すべく、今さらながら読書。

専門用語や数式の使用を最小限とした読みやすい文章、適切な長さの章構成で、電車数駅で読める。

その割に、経営学の研究の積み重ねを概要レベルで知ることができ、仕事で役立ちそうな観点を得られる(緻密ではないが、イデアのヒントにはなる)。

リアル・オプション(段階的な投資)、両利きの経営(知の深化&知の探索)、組織の記憶とトランザクティブ・メモリーなど。

これまで読んだ経営学の本の位置づけを再考したり、また、イデア出し、知識の整理、気になるジャンルの開拓に役立つ「地図」となる本。

深くはないが、学びのリハビリには適していた。